太古の人の暮らしをのぞいてみよう

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2019年

大人の自由研究2

今日は当館の今年最後の体験である「大人の自由研究2」が行われ、10名の参加者がありました。夏の自由研究1で青苧(カラムシ)から採った繊維を使い、コースター製作に挑みました。今回も西沼田遺跡公園の渡辺淑恵先生の指導を頂きました。繊維に撚りを掛けて糸にする作業と西沼田遺跡公園で発案・製作した簡易織機の使い方の説明を受けた後、糸づくりから挑戦する方、繊維のまま織りに挑む方がそれぞれ、思い思いのコースターをつくりました。

参加者の皆さん

糸撚に挑戦した参加者の方1

糸撚に挑戦した方2

織り始め

繊維で織った方

多色の経糸、緯糸で模様をつくる方

細い繊維で織りに挑戦する方

撚った糸から織物に挑戦するかた

織りが完成

余分な糸を切り落として

織り上がり

2枚つくった方も

企画展講演会

今日は小林圭一先生の「山形の縄文時代後期について」と題する講演がありました。山形県の縄文時代後期の概略の説明の後、土器編年、山形盆地各地域の集落変遷と集落構造、さらに東北各地の住居と墓を中心とした集落構造についてのお話がありました。そして、今日のお話のまとめとして次のことが示されました。①縄文時代後期の中では後期中葉中頃の宝ヶ峯2式期(加曽利B2併行期)が画期となっていること。これ以降は、遺跡数も出土遺物の内容も下り坂となること。②東北地方の編年研究は、今でも、関東地方に比較して遅れた状況にあるが、仙台市の郡山地区の各遺跡から出土した土器から読み取れる変遷を基軸に理解できるので「郡山編年」を提唱しているとのこと。③後期では宝ヶ峯2式が土器造形技巧の到達点にあって、器種が多様化し、最も華やかな装飾性をもつ。これが後期後半の瘤付き土器に継承され、やがて、亀ヶ岡式の母胎となること。④大規模集落が解体され、小規模集団による分散した居住システムに変わった。⑤トチの本格的な利用が進み、水場遺構が構築される。⑥亀ヶ岡文化の基盤をつくった段階である。複合した生業活動と広域的ネットワークにより物資の相互補完が盛んとなった。後期はこのようなことで説明できるとのことでした。

講演の様子

山形の編年と郡山編年の提唱

講演のまとめ

質疑応答

弓矢・勾玉・石器をつくろう、古代風ブレスレットをつくろう、無料開館日

11月3日に弓矢・勾玉・石器をつくろうと古代風ブレスレットをつくろうが開催されました。47名の参加がありました。このほか文化の日無料開館日で92名の入館がありました。

弓矢づくり

試射

勾玉づくり

勾玉づくり

石器づくり

石器出来上がり

ブレスレットづくり

無料入館日

屋代小学校3年生、長井高校1年生

屋代小学校3年生の皆さん39名は社会科見学、長井高校1年生の皆さん200名は野外調査の一環として訪れてくださいました。

屋代小学校3年生の皆さん

長井高校1年生の皆さん 常設展示室見学

企画展示室見学

安久津古墳群見学

第21期考古学セミナー③

最終回となる今回の講座は、講師として(公財)山形県埋蔵文化財センターの菅原哲文氏と三内丸山遺跡発掘調査委員会委員長の小林克氏にお越しいただき、16名の参加者を前にお話していただきました。

講師 菅原哲文氏

講師 小林克氏

受講の様子

第21期考古学セミナー②

二回目の今回の講座は、最初に(公財)山形県埋蔵文化財センターの水戸部秀樹氏を講師にお招きし「最上の縄文時代後期の遺跡」についてお話いただきました。続いて当館の渋谷孝雄館長が「庄内の縄文時代後期の遺跡」についての講演をいたしました。17名の方に参加いただきました。

講師 水戸部秀樹氏

渋谷孝雄館長

受講の様子

秋の遺跡めぐり

恒例の秋の遺跡めぐりがありました。今年は宮城県蔵王町。館から国道113号線で白石まで出て、国道4号線経由で蔵王町へ。最初は蔵王町ふるさと文化会館「ございんホール」。今日は蔵王町教育委員会の佐藤洋一課長補佐に案内していただき蔵王町の遺跡や文化財をまわります。最初は「ございんホール」のロビーに展示された谷地遺跡の出土品や写真パネルを見せていただきました。縄文時代中期の大量の土器や土偶、石器が展示されていました。報告書は来年度刊行ということですのが、とにかくすごい遺跡でした。展示替えを行いながら、公開を続けるということです。つぎは同じく同ホールにある仙台真田氏の展示。蔵王町内に領地と在郷屋敷を持っていた真田幸村の次男大八(片倉守信)の子孫が所有する甲冑や武具、有名な六文銭の旗印等が展示されていました。ございんホールを離れ、戻って刈田嶺神社へ。町指定文化財の隋身文、拝殿と境内にある白鳥関連資料などを説明していただきました。次は重要文化財の我妻家住宅へ。当主の我妻信雄氏立ち会いの下、閉館中の施設を特別に見せていただきました。我妻家を後にして遠刈田温泉へ。蔵王刈田嶺神社で町指定有形民俗文化財の文化財登拝絵馬(敬明講図)等を見学しました。その後、昼食。美味しい特別メニューでした。昼食後は岩崎山金窟址へ。鉱脈だけを掘り進む見事な採掘法にしびれました。その後、平沢弥陀の杉とだるま講石造仏群と丈六阿弥陀如来坐像を説明していただきました。そして、ございんホールにに戻る途中に真田の郷歴史公園で仙台真田氏にまつわるお話をうかがいました。ございんホールで佐藤さんとお別れし、最後に十郎田遺跡、西小屋館跡など円田盆地の遺跡を見て、村田の道の駅を経由して帰途につきました。各見学先で佐藤洋一さんに詳しい、ユーモアたっぷりの説明をして頂きましたことに感謝いたします

車内にて

谷地遺跡展へ

谷地遺跡の土器を見る1

谷地遺跡の土器を見る2

谷地遺跡の土器を見る3

谷地遺跡の遺物出土状況パネルと土偶等

仙台真田氏展

六文銭旗印

真田氏展を見る

刈田嶺神社隋身門

隋身門前での記念撮影

我妻家住宅外観

我妻家住宅。広大な土間で説明を聞く。

我妻家住宅での記念撮影。

蔵王刈田嶺神社拝殿にて

敬明講図

本日の昼食

岩崎山金掘址

宮城県指定天然記念物 
平沢弥陀の杉

だるま講石造物群

宮城県指定文化財丈六阿弥陀如来座像

真田の郷歴史公園にて