太古の人の暮らしをのぞいてみよう

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企画展講演会

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今日は小林圭一先生の「山形の縄文時代後期について」と題する講演がありました。山形県の縄文時代後期の概略の説明の後、土器編年、山形盆地各地域の集落変遷と集落構造、さらに東北各地の住居と墓を中心とした集落構造についてのお話がありました。そして、今日のお話のまとめとして次のことが示されました。①縄文時代後期の中では後期中葉中頃の宝ヶ峯2式期(加曽利B2併行期)が画期となっていること。これ以降は、遺跡数も出土遺物の内容も下り坂となること。②東北地方の編年研究は、今でも、関東地方に比較して遅れた状況にあるが、仙台市の郡山地区の各遺跡から出土した土器から読み取れる変遷を基軸に理解できるので「郡山編年」を提唱しているとのこと。③後期では宝ヶ峯2式が土器造形技巧の到達点にあって、器種が多様化し、最も華やかな装飾性をもつ。これが後期後半の瘤付き土器に継承され、やがて、亀ヶ岡式の母胎となること。④大規模集落が解体され、小規模集団による分散した居住システムに変わった。⑤トチの本格的な利用が進み、水場遺構が構築される。⑥亀ヶ岡文化の基盤をつくった段階である。複合した生業活動と広域的ネットワークにより物資の相互補完が盛んとなった。後期はこのようなことで説明できるとのことでした。

講演の様子

山形の編年と郡山編年の提唱

講演のまとめ

質疑応答

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