太古の人の暮らしをのぞいてみよう

TEL.0238-52-2585

〒992-0302 山形県東置賜郡高畠町大字安久津2117
e-mail:122@town.takahata.yamagata.jp
info@ukitamu.pupu.jp

企画展示
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企画展示室   
 企画展示室では4月1日(水)から5月31日(日)までと2月6日(土)から3月31日(水)まではテーマ展「古墳時代から中世の考古資料として常設展と時代は一部重なりますが概ね古墳時代から中世の県内の出土品を展示します。
 
令和8年度の特別テーマ展は6月6日(土)から8月16日(日)まで「考古資料に見る文字資料-掘り出された文字、集めました-」を開催します。県内の遺跡から出土した遺物の中でも、文字が記されたものに注目して展示を行います。古代・中世・近世の3つの時代区分に分けてご紹介します。
 特別テーマ展終了後の8月22日(土)から9月27日(日)には郡山女子大学短期大学部との共催で
「発掘ガール-スコップの先にあるもの-」を開催します。旧石器時代・縄文時代・古代の福島県会津若松市笹山原遺跡群の発掘調査・整理の様子・成果を学生の目線で展示します。考古学入門編としてご覧ください。
 令和8年度の第34回企画展は10月3日(土)日から令和9年1月31日(日))まで
「加藤稔先生と山形の旧石器」として東北地方の旧石器研究を切り開いた故加藤稔先生に寄贈していただいた資料を中心に山形県内の旧石器時代の資料を展示します。
 2月から3月には山形県県民文化芸術振興課博物館・文化財活用室が主催する県が所有する指定文化財の資料公開が企画展示室の一隅で開催されます。

「古墳時代から中世の考古資料」展

                  4月1日(水)~5月31日(日)


エントランス

古墳時代の暮らし

高畠町にある古墳時代後期の南原遺跡や寝鹿遺跡から出土した土師器の甕と甑を展示し、住居に備え付けられていたカマドの様子を復元画で紹介し、当時の食生活の様子を紹介しています。

古墳時代前期の山形市の梅野木前1 遺跡で発掘された、家と畑と水田からなる村の様子を遺構配置図と復元画で示し、後期の南原遺跡で発掘された竪穴住居や集落を図と写真で示しています。手前には古墳時代後期の土師器の鉢や壺、大甕を展示しています。
古墳時代後期に主として供え物用や食器に使われた須恵器の高坏や坏、土師器の高坏や坏、鉢を展示しています。

各地に拡がる須恵器生産

出羽国が設置され、陸奥国から置賜、最上が編入されると、それまでは置賜郡でしか行われていなかった須恵器生産が出羽国内全域に広がっていきます。須恵器生産技術は役所や寺で使われた瓦や陶硯の製作とも共通し、須恵器とともに、焼かれています。

高畠町には山形県内で最古の須恵器窯跡があります。高安窯跡から出土した須恵器と瓦、そして、この時期の須恵器の変遷が明らかとなった当館に隣接する安久津2 号墳唐出土した甕を展示しています。須器窯跡の時期毎の分布状況を地図で示し、須恵器生産が山形県内でどのように展開していったかを説明しています。

8 世紀後半の高畠町合津窯跡から出土した各種の須恵器を展示するとともに、7 世紀から9 世紀の山形県内の須器窯跡の時期毎の分布状況を地図で示し、須恵器生産が山形県内でどのように展開していったかを説明しています。
奈良時代から平安時代の主として食器に使われた土器の移り変わりと、木製の食器、庶民はそれをどのように使ったかたのかを示しています。

中世の人びとと信仰

中世にはいると武士が台頭し、各地に城館がつくられます。ここでは、置賜の城館跡の調査で出土した陶磁器や木製品、銭を展示しています。また、近世のはじめに茶陶の製作にかかる米沢市の戸長里窯跡から見つかった陶器も展示しています。

人々と信仰のコーナーでは経塚や板碑、近世に入ってからの一字一石経を展示しています。
はたおりの道具

平台ケース一1には、古墳時代の糸紡ぎや機織機の部品を展示しています。

まつりに使われた道具

平台ケース2には古墳時代の祭祀に使われた手づくね土器や木製の矢、石製模造品を展示しています