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今日は56個と少なめでしたが、無事終わりました。
明日29日から始まる「赤ちゃんの手形をつくろう」の準備が終わりました。まだ、だいぶ空きがありますので、奮ってご参加ください。
まほろば古の里歴史公園管理組合による安全祈願祭が行われ、組合長、考古資料館長、陶芸同好会代表による玉串奉奠、拝礼が行われ、その後、組合員の皆様によって池を跨いで連鯉が上げられた。
先週から手形に使う粘土の成・整形作業に入っています。1包20kgの陶芸用粘土を静止糸切りで切り出し、さらに、1個280g前後に切り分けて叩けつけ、手もみの後、俵型に整形します。
今日は当館の友の会である「うきたむ考古の会」の役員会と研修会。役員会は慎重審議の後、総会にかける議案を可決。研修会は当会の会員でまほろばの里案内人でもある高橋登さんに「いにしえの石と社寺を巡る高畠東部」というテーマで案内していただいた。最初は高畠石を採取した瓜割石庭公園、来園者が絶えなかった。次はこの3月に足掛け7年を要して修復事業が終わったばかりの町指定文化財の玉龍院五百羅漢像を拝観した。見事に修復された同じ姿・顔のない像は素晴らしい。是非、見に来ていただきたい。その後、金原熊野神社へ。建物は方二間の春日造、年代は古くはないが、彫刻を含め、宮大工の巧みな技が随処に見られる豪壮な建築物であった。堂内の天井には狩野柳玊による見事な花鳥獣画が36枚描かれている。また、社殿床下から、年代は不明ながら修羅が発見されている。熊野神社を後にし、金原を更に東に。観音堂を拝観。観音堂の中には焼け焦げた聖観音立像6体残されているが、元々、補陀落山観音堂にあったと言われている。うち1体は像高8尺もある一木造りで火を受けていなかったら、素晴らしいものであったに違いない。次は金原古墳。最大の横穴式石室をもつ古墳であるが、県の指定にはなっていない。天井石はないが、残りは悪くはない。最後は子育て地蔵尊。堂は覆屋で地蔵尊は台石にのっていた。行程2時間30分程の研修であったが、館の近くにこれ程の文化財があったとは。灯台下暗しとは、よく言ったものだ。