TEL.0238-52-2585
〒992-0302 山形県東置賜郡高畠町大字安久津2117
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ロビー展(置賜のあけぼの)
上屋地遺跡は中期旧石器時代の古中津川湖畔での象狩の背景画とともに、斜軸尖頭器などを展示しています。
上屋地の石器
後期旧石器時代前半期の岩井沢遺跡では石刃技法を示す接合資料やナイフ形石器、台形剥片を展示しています。
岩井沢遺跡のナイフ形石器と台形様石器、台形剥片
岩井沢遺跡の石刃技法
後期旧石器時代後半期の湯の花遺跡ではナイフ形石器や彫刻刀形石器、掻器と細石刃石器群、そして、湯の花遺跡から出土した黒曜石製石器の原産地を地図で示しています。北海道の白滝や、青森県深浦、秋田県脇本、長野県小深沢など極めて広範囲に渡る交流を示しています。
湯の花遺跡のナイフ形石器 湯の花遺跡の縦形掻器
湯の花遺跡の彫刻刀形石器
湯の花遺跡の削器 湯の花遺跡の錐 湯の花遺跡の神山型彫刻刀形石器
湯の花遺跡の舟底形細石刃核、細石刃核と細石刃
湯の花遺跡から出土した黒曜石製石器の原産地の広がり
常設展示室
入り口のアーチは高畠町に点在する洞窟遺跡をイメージしています。
Ⅱ 大谷地をかこむ遺跡
縄文時代の始まりの頃に営まれた日向洞窟などの国史跡をはじめ大谷地低湿地の縄文時代草創期の洞窟からの出土品や縄文時代早期に白竜湖岸に営まれた月ノ木B遺跡の出土品、それに、置賜地域から出土した縄文時代早期から前期前葉の出土品を写真と図も用いて展示しています。
常設展示室(大谷地をかこむ遺跡)
大谷地の成り立ち
高畠町には日向洞窟、一ノ沢洞窟、火箱岩洞窟、大立洞窟の4つの国指定史跡があります。このコーナーでは、その中でも最も豊富な内容を持つ日向洞窟及び西地区の出土品を展示しています。
日向洞窟と出土資料1
高畠町の洞窟遺跡群と日向洞窟出土資料2
日向洞窟遺跡西地区の尖頭器 日向洞窟遺跡西地区の半月形石器と尖頭器未成品
日向洞窟遺跡西地区の石斧 日向洞窟遺跡西地区の石錐
日向洞窟遺跡西地区の掻器・磨石 日向洞窟遺跡西地区の砥石
日向洞窟遺跡の隆起線文土器1 日向洞窟遺跡の隆起線文土器2
日向洞窟遺跡の動物遺体
早期の出土品として南陽市月ノ木B遺跡の石器と土器、米沢市内で出土した尖底土器を、そして前期初頭の米沢市大樽遺跡と高畠町福間田遺跡の土器と石器を展示しています。
大谷地周辺の縄文時代早期~前期初頭の遺跡と米沢市内出土の土器
月ノ木B遺跡の石鏃と石匙 月ノ木B遺跡の石斧、石篦、石錐
月ノ木B遺跡の掻器、削器、砥石 月ノ木B遺跡貝殻文、隆起線文、条痕文土器
月ノ木B遺跡沈線文、貝殻条痕文土器 福間田遺跡の前期初頭の土器・石器
米沢市柿ノ木、清水北C、法将寺遺跡出土の尖底土器と、大樽遺跡、福間田遺跡の前期初頭の土器
Ⅲ 縄文のタイムカプセル
高畠町押出遺跡は、木製品、漆塗りの土器、木の実など多くの遺物が大変良い状態で発見されたことから、約6,000年前のタイムカプセルと呼ばれています。その出土遺物の多くが、国の重要文化財に指定されています。このコーナーでは押出遺跡の出土品や復元家屋と当時のくらしに関連する展示を行っています。
押出遺跡のジオラマ
押出遺跡の出土品1
押出遺跡出土品2
押出遺跡の復原家屋
押出遺跡の土器1重文(東北南部) 押出遺跡の土器2重文(小形土器)
押出遺跡の石鏃、石槍(重文) 押出遺跡の石匙、石錐、篦状石器、磨製石斧(重文)
押出遺跡の石皿、磨石、凹石、砥石(重文) 押出遺跡住居内一括出土石器(重文)
押出遺跡の異形石器装飾品他(重文) 押出遺跡の獣面把手付土器、石棒等(重文)
押出遺跡の炭化食物(クッキー)(重文) 押出遺跡のクルミ、クリ、漆容器
押出遺跡の彩漆土器1(複製品) 押出遺跡の彩漆土器(複製品)2
つぎのコーナーでは、主として置賜地域から出土した縄文時代中期から晩期の出土品を展示しています。
中期では中葉の米沢市台ノ上遺跡の土器、小国町谷地遺跡の石器、後葉の小国町下野遺跡の調査成果や出土品を展示しています。
後期では初頭の飯豊町郡之神遺跡の土器と、後葉の同町下遺跡の調査成果と出土品を展示しています。
晩期では前葉から中葉の村山市宮の前遺跡の土器や石器、土製品と末葉の米沢市杢代遺跡の土器と石器を展示しています。
Ⅲの最後に縄文時代の精神生活として村山市西海渕遺跡の土偶と土製品、石棒、下野遺跡の石棒、南陽市北前遺跡の石棒などを展示しています。
縄文時代中期展示のコーナー
縄文時代後期・晩期、精神生活の展示コーナー
台ノ上遺跡の土器 下野遺跡の土器
下野遺跡の石器1 下野遺跡の石器2
谷地遺跡の石器 郡之神遺跡の土器
町下遺跡の土器 町下遺跡の石器
宮の前遺跡土器1 宮の前遺跡土器2
宮の前遺跡石器・土偶・土製品・石製品 杢代遺跡石器
西海渕遺跡土偶・ミニチュア土器 西海渕遺跡、下野遺跡の中期の石棒
北町遺跡の晩期の石棒
Ⅳ 古墳をつくる人々
米作りを始めた頃の置賜地域の弥生時代の出土品や、古墳時代の集落からの出土品、国史跡で全長96mと県下最大の前方後円墳である稲荷森古墳と下小松古墳群、県史跡の前方後方墳である天神森古墳、県指定有形文化財のお花山古墳群出土品や資料館の周辺にある安久津古墳群とその出土品、それに、古墳時代の集落からの出土品を紹介しています。
弥生時代の展示コーナー
高畠町観音岩洞窟の弥生時代前期の土器 高畠町神立洞窟の弥生時代中期の土器
高畠町観音岩洞窟の骨製品、山形市江俣遺跡の磨製石斧
南陽市百刈田遺跡の弥生時代中期の土器
古墳時代の展示コーナー
川西町天神森古墳の底部穿孔壺、白鷹町黒藤館の方形周溝墓、及び白鷹町廻屋遺跡の古墳時代前期の土器
河北町下槇遺跡の子持勾玉、琴柱形石製品 南陽市沢田遺跡の古墳時代中期の土器
高畠町南原遺跡の古墳時代中期の土器 高畠町寝鹿遺跡の古墳時代後期の土器
古墳時代の鉄製品、土製品、石製品、骨製品、種子 高畠町安久津古墳群の古墳時代終末期の土器
高畠町安久津1号墳出土の三累環頭太刀の束頭と鞘尻 山形市お花山1号噴出土ガラス小玉(県指定有形文化財)
お花山1号噴出土変形捩子文鏡、乳文鏡、勾玉、管玉(県指定有形文化財)
※常設展の展示目録はこちらから