太古の人の暮らしをのぞいてみよう

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04月

赤ちゃん手形の準備完了

明日29日から始まる「赤ちゃんの手形をつくろう」の準備が終わりました。まだ、だいぶ空きがありますので、奮ってご参加ください。

会場を示す立て看板設置終了
エントランスの説明板
申し込み受け付けと参加費の支払い地
村山市西海渕遺跡出土の赤ちゃん手形(本物)
手形の保管・飾り付けの説明
手形採取会場の入口
手形採取会場
記名後の手形預かり受付け

安全祈願祭

まほろば古の里歴史公園管理組合による安全祈願祭が行われ、組合長、考古資料館長、陶芸同好会代表による玉串奉奠、拝礼が行われ、その後、組合員の皆様によって池を跨いで連鯉が上げられた。

安全祈願祭1
祝詞奏上
管理組合組合長さんの拝礼
考古資料館館長の玉串奉奠
陶芸同好会代表の拝礼
池を跨いで泳ぐ連鯉

赤ちゃん手形の粘土成・整形

先週から手形に使う粘土の成・整形作業に入っています。1包20kgの陶芸用粘土を静止糸切りで切り出し、さらに、1個280g前後に切り分けて叩けつけ、手もみの後、俵型に整形します。

20kgの粘土塊の梱包を解きます。
20kgの粘土塊から静止糸切りで板状に切り取り、さらに280g前後に小分けします。
280g前後に小分けした粘土をコンパネの上で10回ほど叩き付け、その後、手揉みして、最後に俵状に成・整形します。
俵状となった粘土を濡れたタオルを敷いて重ね、一段ずつ濡れタオルで覆い、乾燥しないようにして容器に入れ、密閉します。乳幼児の手形・足形はこれ1個で間に合いますが、年中以上で手足の大きい子は粘土を増量します。

考古の会役員会

今日は当館の友の会である「うきたむ考古の会」の役員会と研修会。役員会は慎重審議の後、総会にかける議案を可決。研修会は当会の会員でまほろばの里案内人でもある高橋登さんに「いにしえの石と社寺を巡る高畠東部」というテーマで案内していただいた。最初は高畠石を採取した瓜割石庭公園、来園者が絶えなかった。次はこの3月に足掛け7年を要して修復事業が終わったばかりの町指定文化財の玉龍院五百羅漢像を拝観した。見事に修復された同じ姿・顔のない像は素晴らしい。是非、見に来ていただきたい。その後、金原熊野神社へ。建物は方二間の春日造、年代は古くはないが、彫刻を含め、宮大工の巧みな技が随処に見られる豪壮な建築物であった。堂内の天井には狩野柳玊による見事な花鳥獣画が36枚描かれている。また、社殿床下から、年代は不明ながら修羅が発見されている。熊野神社を後にし、金原を更に東に。観音堂を拝観。観音堂の中には焼け焦げた聖観音立像6体残されているが、元々、補陀落山観音堂にあったと言われている。うち1体は像高8尺もある一木造りで火を受けていなかったら、素晴らしいものであったに違いない。次は金原古墳。最大の横穴式石室をもつ古墳であるが、県の指定にはなっていない。天井石はないが、残りは悪くはない。最後は子育て地蔵尊。堂は覆屋で地蔵尊は台石にのっていた。行程2時間30分程の研修であったが、館の近くにこれ程の文化財があったとは。灯台下暗しとは、よく言ったものだ。

瓜割石庭公園
玉龍院参道
玉龍院羅漢堂1
金原熊野神社
修羅の前で記念撮影
熊野神社天井絵
観音堂近景
観音堂内の焼けた観音像群
金原古墳
金原古墳石室